2020年11月23日月曜日

20201123

9:00 現在、コーヒーは一杯。エチオピアのウォッシュト。極力じりじり淹れてみる。4:6メソッドベースでしかし落とし切らないぎりぎり。穏やかで優美な酸味、予感を誘うに留めて良しとする、節度ある甘味。上品なみかん、いやむしろさっくりと歯切れの良い八朔を思わせる。

昨日は気分が良いと書いたが、あれは嘘になった。それからは全くの無気力、不愉快。何をしたのだったか。せめてもの、シャツ2着をアイロン掛け。シクラメンの萎れた花を除く。フローリングを磨く。資源ごみをまとめる。


9:45 現在、コーヒーは二杯。パプアニューギニアのウォッシュト。明日にでもまた少し出掛けたくも思う。

ここしばらく、屋外から、ずっと同じ匂いが漂ってくる。匂いというか、むしろ匂いの欠如とでも言いたくなるような、へんに人工的で、すーすーとする感覚。電源の入った冷蔵庫を開けっ放しているかのような、空気中の分子が電子をどこかに無くして所在なさげに漂っているかのような。嫌な匂いではないけれど警戒心を抱かせるものではある、しかも油断しているといつしかこれ秋の匂いだ、とインプットされてしまいそうな、へんな説得力のある匂いだ。


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