2021年1月31日日曜日
20210131
2021年1月30日土曜日
20210130
2021年1月29日金曜日
20210129 雪ぎ
2021年1月28日木曜日
20210128 夢
2021年1月27日水曜日
2021年1月26日火曜日
20210126
2021年1月25日月曜日
20210125
2021年1月24日日曜日
20210124
2021年1月23日土曜日
20210123 障わ障わ
8:45 現在、コーヒーはすでに一杯。ホンジュラスのウォッシュト。
豆の外観はウォッシュトにしては割れ目の銀皮がナチュラルのように褐色化して目立たない。挽く前の香りはコーヒーとしては少し馴染みの薄い印象。刺激の全くない、優しい香ばしさは別のなにかで嗅いだことがあるような気がするが思い出せない。残り香はヒノキだかの木屑のような匂いに変化する。蒸らしの段階ではまた少し変わってフルーツキャンディのような、少し硬質な甘い香りがコロリ。商品説明ではクリーンとあったので、意外とこんがりした仕上がりが若干意外だ。口にすると第一にやはりチョコレート寄りかな、というビターかつ甘い風味、しかしそれが舌上を流れ落ちようとするや、シーソーの片方がパタンと押されたように、一点して何かまるで別の印象の香りが突然ぱっと立って、鼻腔の奥の方にぽんと直接投げ込まれる。不意を突かれてなんだかよく分からなかった。なんだかいろいろと意外性のある豆だ。
昨日は暖かい日だった。iPad のバッテリーがゲンキンなくらいよく充電される。欠片もわからない中国語の配信を二本ばかり観たり(「新年快楽」だけはわかった)して、よくわからないまま日を暗らして、夜に買い出し。妙に落ち着きなく混み合っていた。空っぽのもやしと納豆と食パン売り場がそれらしい。寒の緩みの所為なのか、やけにトゲトゲした身なりの若い男性も何人か闊歩する。人の口もいくつか見た気がする。クミン、スポンジ、単一電池。千円札を3枚だけ引き出す。現金をまるで使わない。有人レジの待ち列、そのすぐ傍らのガラ空きのセルフレジ。月は高く半月で、薄雲に霞んで埃っぽい。
Twitterで拾い上げた、くだけた韓国語の短い一文を唱えて就寝。身体中を蟻が這い回るようだと思っていたら本当に黒い蟻が這っていたので外に出て払い避けようとしましたとさ、そういう夢から夜中目覚めてなおしばらく、身体中を蟻が這い回るような心地にうなされた。外国語を学ぶ感触とはこういう感触かも知れない。
朝はアラームで普通に起床。小馬鹿にするように暗い。妙に殻が固い玉子の黄身がフライパンの上に潰れ広がってとろりと眠たい。
2021年1月22日金曜日
20210122
2021年1月21日木曜日
20210121
2021年1月20日水曜日
20210120 いやはや
2021年1月19日火曜日
20210119
2021年1月18日月曜日
20210118
2021年1月17日日曜日
20210117
2021年1月16日土曜日
20210116 遺影、許々袁々呂々
2021年1月15日金曜日
202101115
2021年1月14日木曜日
20210114
2021年1月13日水曜日
20210113
2021年1月12日火曜日
20210112
2021年1月11日月曜日
20210111
2021年1月10日日曜日
20210110
12:00 現在、コーヒーはすでに一杯。
11時間ばかりの睡眠。
また夢を見た。きっとまた学校。分厚いH形鋼を組み合わせた、太々と角柱状に立ち上がる校舎。外周部分を廊下が環状に巡り、リノニウム張りの床材の色が壁や天井に反射して一面に緑色だ。所々が小さな吹き抜けになったり、半階分高くなったりして、鉄製の手摺りと長短の狭い階段が至る所に絡み合う。通路はしばしば小部屋に塞がれて、扉を潜ったの内側は鉄錆臭い廊下と対照的に、使い込まれた木張りが薄暗く、段ボール箱や書類の山で居心地良くとっ散らかっている。廊下に周囲を囲われたフロアの中心部分は1メートルほど低くなったところにやはり緑の保護ネットを巡らして、野球部やらの練習場やらなんやらになっているようだ。
一昨日夜更かししたにも関わらず普通の時間に起床した昨日は全く体調が優れなかった。起きた直後こそ、してやったりと得意なのだが、その後丸一日の生産性はいつもに輪を二、三に掛けて最悪だ。
最近YouTube で公開された講義を少し流し聞きしたりした。この春以来、多くのこうしたコンテンツが一挙に容易に手の届くものになった。それ自体は、それを求める側にとっては良いことなのだろうが、同時に正直、少し空恐ろしい。
ご存知だろうか、18時から始めて2時間の講義の映像を視聴したとして、終わる頃にはなんともう20時なのだ。これは私には戦慄すべき事実であると思われる。現地に足を運ぶとは、そうした戦慄をなんとか宥め誤魔化すためにするものなのだろうとさえ思う。まだ外がいくらか明るいうちに現地入りし、そして出た頃にはとうに真っ暗だ。その暗闇にはなんだかよくわからない類いの高揚感に紛れて、あらゆる種類の諦めがどろどろと流し込まれている。
やはりYouTube上で、こちらはリアルタイムに配信されたギャラリートークも聞いた。仙台の広瀬川右岸、青葉山公園の立ち退き問題。私が2年前、2019年の3月に少し歩いたあたりからいくらか下流の一帯だ。
ここ10年来の私にとっての日本のイメージは、関東、常磐線沿い、そして岐阜でほぼ完結している気がする。
もう15時だ。一体なんなのだろう。
2021年1月9日土曜日
20210109
2021年1月8日金曜日
20210108
2021年1月7日木曜日
20210107
2021年1月6日水曜日
2021年1月5日火曜日
20210105 澱
2021年1月4日月曜日
20210104
2021年1月3日日曜日
20210103
2021年1月2日土曜日
2021年1月1日金曜日
20210101 コントラポスト
まあ折角なのでと、少しだけおせちらしいものをいくらか用意した。
・玄米(残り物)
・雑煮(昆布と鰹節/鶏肉、人参、蕪、ほうれん草、高野豆腐)
・身欠き鰊の甘露煮(一昨日作ったやつ)
・出汁がらの炒り煮(昆布、鰹節、人参、高野豆腐)
・ブラックアイビーンズのトマト煮(残り物)
・だし巻き玉子
雑煮は鰹節から削って、出汁を引き、あり合わせの肉と野菜。餅は買ってないので高野豆腐。昨日の夕食の豆のトマト煮は南米めいているけれど、色が赤いのでめでたかろう。出汁の一部を取り分けて作った玉子は少しシャバシャバにしすぎた。
静かな年末の夜だった。隙を埋めるように大気がくっと締まるように冷たく、コーヒーが淹れたそばからそれを追って冷えていき、ビーカーの中で霜をおろして白く濁っていく。
それでもなお人のあるとは。0に1加えてあるそれが独りでなお人であるとは。2に飛んで21年のコントラポスト。