起床時間は普通。寒い。夢を見た。やたらと変な角度で折れ曲がり入り組みドアだらけの学校の廊下のような空間を何人かでぞろぞろ歩いていたような気がする。昼時、移動式のデスクの天板に剥き出しのパンをいくつも無造作に転がした売店が出ていて、私は右手前に並んだ四角いサンドイッチ3種の中から蒸し鶏か何かが挟まれたものを選んだ。他のは鶏の照り焼きだった。裸のサンドイッチを掴んだまま小銭を探るのに難儀していると、店主である東南アジア系らしい面立ちの小柄な女性が見かねたように小銭を全部寄越してみろと掌を突き出し、一拍遅れでその意を解して応じようとした私はうっかり小銭を辺りにぶち撒けた。店主さんは爆笑していた。
昨日の夜は一本の論文を途中まで読んで、何かの弾みで流れ込んできた小顔体操を真似して血の味を味わって、踊って、また何か、布団に潜ったのち論文の続きを読み終えて寝たのだったと思う。
夕食には玄米と味噌汁、とろみをつけた炒め物は失敗して、あとはホウボウを塩焼き。
コーヒー豆を注文した。
何かもう少し書くことがあったような気がするのだが。生きた側から生きてなどいなかったことになっているかのようだ。
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