2020年10月23日金曜日

20201023 取り留めって奴

 8:45 現在、コーヒーはすでに二杯目。UCCのコロンビア・スプレモ。なぜか公式ページに商品記載がなく、集めて応募のマークも付いていない、廉価版シングル・オリジン。

一杯目には昨日開けたブルーボトルのケニアを淹れた。ブルーボトルは間違いなく美味しいのだが、エッヂの立った都会的なチューニングは若干飲み疲れするところがある気もする。


昨晩は買い出し。9月の終わりあたり、それまで惰性で買っては貪っていたせんべい、柿ピーほか菓子類全般をきっぱり買わないことにした。それ以来食費がずいぶん軽くなった気がするし、野菜もたっぷり買える。歯の凹凸に澱粉が詰まっているような不快感もない。これは良い選択だったと思う。昨日は投げ売り状態だった塩サバとブリの切り身とカツオのサクと、それと久しぶりに肉、少し良さげなタスマニアビーフのすね肉を買った。クリームシチューでもつくてみるかなと牛乳もかごに入れたのだが、冷静に考えたらクリームシチューには鶏肉ではなかろうか。ビーフシチューもデミグラスとかよくわからないので赤ワイン煮にでもしようと思う。縦長のトートに突っ込んでなお顎をくすぐる立派な葉付きのにんじんを手に入れた。


不意の思いつきでこの日記?を書供養になってなんと一週間以上経つ。もう長いこと文章を読んだり書いたりすることをやめていたので、そのリハビリと、頭の洗浄と、後は指の運動のつもりで始めたのだろうが、よくもまあまあ続いたものだ、他の人ならともかく、この私については驚くべきことだ。

しかしこれに半日を費やしてしまうのは考えものなので(流石に書き終わるまでずっとキーボードに張り付いているわけではないが、根っからのシングル・タスクな私には保留事項があるというだけで他のことやりながらでも結構バックグラウンドでリソース割いている)、付き合い方を考えていけたらと思っている。


時々昔自分が書いた文章を身返すと、なかなか楽しいことが書かれていたりする。時には慣れない徹夜なんてことをしてなんとか捻くり出したこともあった。なんで当時の自分はこれにこんなに齧り付いていられたのか。バイト時代、夜勤で12時間勤務して、時には歩きながら眠り、電柱にぶつかりそうになりながら帰宅していた私、大学時代、ラテン語の活用表をはじめっから順々に脳に焼き付けようと躍起になっていた私、高校時代、分厚いチャート式の二色刷りの細かい問題文下の空欄を赤筋浮かして睨んでいた私、いずれも幾分の空回りの嫌いは否めないとはいえ、なんであんなことができたのか、いまとなっては不思議でならない。


今日は一際に取り留めないね、今日は妙な折り目がついてしまっていたウールのズボンにアイロンをかけた。包丁も研ごうと思う。音読の練習もまだ続いている。

外は投げやりに雨である。




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